■ 「ワクチン・検査パッケージ」と大本中(2021年10月)の開催(2021/9/3(金))
「ワクチン・検査パッケージ」の考え方を、9/3(金)に政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が提言しました。この考え方は、
1.ワクチンを2回接種後、2週間経過していること
または、
2.直近のPCR検査等の検査結果が陰性であること
の証明をもって「他者に二次感染させるリスクが低い」とみなし、イベント参加等を容認する考え方です。
海外渡航に関しては、上記「1.」を基準とした「ワクチンパスポート」の導入が各国で進行中です。ただ、国内の行動制限の緩和をこの「ワクチンパスポート」で進めた場合、何らかの事情で「1.」を満たせない方が行動制限の緩和の恩恵を受けられず、社会の分断を招くことが懸念されています。これを避けるため、必ず「2.」の選択肢もセットにしましょう、というのが「ワクチン・検査パッケージ」の考え方です。「1.」のみを表す「ワクチンパスポート」と明確に区別されるように、という意図を込めて、新たに言葉も用意されたようです(定着するかは不明ですが)
分科会の資料では「同窓会等の久しぶりの人々と接触するような大人数での会食・宴会」が「ワクチン・検査パッケージ」の適用対象例として例示されています。大本中の特徴はこの記述にほぼ合致します。このため、今後の大本中の参加者の受入れ判断にも「ワクチン・検査パッケージ」の考え方を取り入れる検討を開始しました。
分科会の提言では「ワクチン・検査パッケージ」を適用した行動制限の緩和時期は、
1.緊急事態宣言の解除後
かつ、
2.希望者のほとんどにワクチンが行き渡ってから
であり、その目安は2021年11月頃とされています。
今後の情勢推移を見ながらの判断となりますが、上海大閘蟹の大本中(10月を予定)には、行動制限の緩和開始が間に合わない可能性があります。このため、
・大本中(2021年10月)の開催日を「ワクチン・検査パッケージ」適用対象の時期(11月など)に変更
・参加者受入れを「ワクチン・検査パッケージ」の考え方に基づいて判断
とする可能性がありますので、予めお知らせいたします。
久しぶりの大本中を、雌雄ともに上海蟹が美味な期間に開催し、秋の味覚を皆様と囲めることを楽しみにしております。
● 参考
○ ワクチン接種が進む中で日常生活はどのように変わり得るのか?
新型コロナウイルス感染症対策分科会(21/9/3)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai7/vaccine_nichijou.pdf
■ 大本中(2021年8月)の開催中止(2021/7/16(金))
大本中の6月開催分は、以下の理由で中止といたします。
1.政府が7/8(木)に、新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)に基づく「緊急事態宣言」(以下、宣言)を、大本中の開催地である東京都に対して、期間を7/12(月)~8/22(日)として発令しました。これに対応する緊急事態措置において、特措法第45条第1項に基づき、住民への不要不急の外出・移動の自粛要請が行われているため。
2.同じく緊急事態措置において、特措法第45条第2項に基づき、飲食店は営業時間を20時までに短縮するよう要請されており、19時半開始の当会の開催が現実的でなくなったため。
大勢で本格中華(2021年8月)
https://tori-san.tokyo/dhc/archives/1233
■ 大本中(2021年6月)の開催中止(2021/5/28(金))
大本中の6月開催分は、以下の理由で中止といたします。
1.政府が5/28(金)に、新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)に基づく「緊急事態宣言」(以下、宣言)の期間を6/20(日)までに延長しました。これに対応する緊急事態措置において、特措法第45条第1項に基づき、住民への不要不急の外出・移動の自粛要請が行われているため。
2.同じく緊急事態措置において、特措法第45条第2項に基づき、飲食店は営業時間を20時までに短縮するよう要請されており、19時半開始の当会の開催が現実的でなくなったため。
大勢で本格中華(2021年6月)
https://tori-san.tokyo/dhc/archives/1232
■ 大本中(2021年4月)の開催中止(2021/4/9(金))
大本中の4月開催分は、以下の理由で中止といたします。
1.大本中の開催地・開催日(4/28(水))が、新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)の「まん延防止等重点措置」の区域・期間(2021/4/12(月)~5/11(火))に該当し、特措法第24条第9項に基づく住民への不要不急の外出・移動の自粛要請の対象となったため。
2.同じく「まん延防止等重点措置」により、開催店舗の営業時間が20時までに短縮され、19時半開始の当会の開催が現実的でなくなったため。
大勢で本格中華(2021年4月)
https://tori-san.tokyo/dhc/archives/1231
■ 大本中(2021年2月)の開催中止(2021/2/2(火))
政府が2/2(火)付で、2回めの緊急事態宣言の期間を3/7(日)までに延長しましたので、2/10(水)に予定していた大本中の2月開催分は中止(延期ではなく)とします。(今後、2月中の日付へと緊急事態宣言が繰上げ解除となった場合でも、2月開催分の復活開催はいたしません。)
大勢で本格中華(2021年2月)
https://tori-san.tokyo/dhc/archives/1230
■ 法令に基づく要請への対応(2021/1/13(水))
2021年の大本中は隔月開催(偶数月)を予定しておりますが、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)第32条に基づく「緊急事態宣言」の期間中は、開催を中止します。
1回めの緊急事態宣言の期間は、2020/4/7(火)~5/25(月)で、その近傍の開催予定日(第98回の4/6(月)、第99回の6/25(木))が重ならなかったため、昨年の大本中はすべて予定通りに開催いたしました。
2回めの緊急事態宣言は、その期間を2021/1/8(金)~2/7(日)として開始されましたが、今後、期間が延長され、大本中の開催地・予定日が、特措法に基づく自粛・中止等の要請の指定区域・期間と重なった場合、大本中の開催を中止といたします。
当会は、1回めの緊急事態宣言の発出前(2020/3/28)に掲載の通り、遵法の精神を尊重して運営しています。但し、明文化された法令に従いますが、人によって解釈の分かれる「法令の趣旨」に踏み込んだ勘案は行わない、という切り分けにしています。
つまり、外出やイベント開催の自粛等要請に対しては、それらが法的根拠を伴わない「協力依頼」の域を出ない場合は考慮せず、根拠法に基づく要請の場合は(たとえ罰則規程がなく、強制力がなくとも)その要請に従う方針です。
今後、緊急事態宣言が延長され、特措法に基づく要請が継続する場合には、その期間の大本中の開催は中止とします。ご理解をいただけますよう、お願いいたします。
■ 新型コロナウイルス感染症への当会の対応(2020/12/31(木))
大本中は2021年も継続開催の予定ですが、昨今の情勢変化に鑑み、各当事者(主催者、参加者、会場店舗)にご対応いただきたい内容をアップデートしました。ご協力をお願いいたします。(ご参加の皆さまへのお願いは、以下の赤字部分です。)
◎ 感染リスクに対する当会の考え方
新型コロナウイルス感染症の特性に鑑み、当会の開催について、標準的なリスクマネジメント手法に基づくリスクアセスメントを行い、以下のように考えています。
① 複数人で飲酒を伴う食事をする当会の性質上、以下のリスク低減策を実施しても、なお残留リスクをゼロにできません。残留リスクを許容できる方のみ参加をお申込みください。
② 当会参加に伴う感染リスクを完全にゼロにしたい方には「参加しない」というリスク回避策の選択肢があり、これを推奨します。
③ 重症化ハイリスク群の方(及びその同居者)は、感染した場合の影響が大きいと考えます。参加を慎重にご検討ください。
例えて言うなら、登山という趣味があります。
山に登らないという選択肢は、登山に伴うリスクを完全にゼロにできるリスク回避策です。一方で、可能な限りのリスク低減策を実施したうえで、完全にゼロにはできない残留リスクを許容してでも、なおも登山を楽しみたい人たちもいます。山を甘く見て対策が不十分な「無謀な登山者」は非難されて然るべきですが、そうでなければ、登山する人も、しない人も「それも、いいんじゃない」と受容される世の中であり続けて欲しい、と主催者は考えています。
当会は「登山を楽しみたい」人がいるうちは、また法律で「登山禁止」にならない限りは、こちらから登山道を閉鎖しないスタンスです。「冬山だけはちょっとやめとくわ」というご判断もまた尊重したいと考えます。いつか状況が好転したら、なにも遠慮はいりませんので、是非また食事を囲みにおいでいただけたらと思っています。
● 主催者の対応
主催者自身が、あるいは参加者・会場店舗にご協力を依頼し、以下のリスク低減策を実施します。
① 開催規模の縮小(定員削減→「大人数」「密集」の改善)
② 開催時間の短縮(2時間制→「長時間」の改善)
③ 消毒効果が確認された消毒用エタノール(濃度70%以上)の提供(→「接触感染」防止)
④ 複数の参加者が触れるドアノブ、スイッチ等の消毒(→「接触感染」防止)
⑤ 会場店舗に要請し、極力、事前に取り分けて料理を提供(→「接触感染」防止)
⑥ 会場店舗に要請し、換気量の増大(→「密閉」の改善)
⑦ 会場店舗に要請し、参加者間の距離の増大(→「密接」の改善)
⑧ 参加者との連絡手段(2種類)の確保、開催3日後の健康確認の実施、感染者発生時の情報提供(→「積極的疫学調査」への協力)
● ご参加の皆さまへのお願い
以下へのご対応をお願いいたします。
① 新型コロナウイルス感染症を疑う症状* がある方、保健所から陽性患者の「濃厚接触者」と判定され「健康観察期間」中の方、及び陽性患者の方の参加取り止め
* 発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など
② 「マスク会食」:飲食する時だけマスクを外し、会話の際はマスク着用
③ 大声会話の禁止:会話範囲は「4名以下の単位」に準じて「向こう三人・両隣」まで
④ 手指衛生の徹底:会費支払い後、手洗いか、当会提供の消毒用エタノールで消毒
⑤ 情報の提供:開催3日後の健康確認への返信と、感染者発生時の連絡先情報等の利用承認
その他、以下に例示の「新常態(ニューノーマル)」へのご対応もお願いいたします。
⑥ 身体的距離の確保(ソーシャルディスタンス)とマスクの着用
⑦ 「手洗い」と「咳エチケット」の徹底
⑧ 「三密」の回避と「新しい生活様式」の実践
感染症対策の要点は、聞き飽きた感のあるこれらの「基本的な対策」を、「着実・丁寧に」「しっかりやり続ける」ことに尽きます。ぜひ再確認と実行をお願いいたします。
● 会場店舗へのお願い
主催者から会場店舗に対し、外食業の感染拡大防止ガイドラインを踏まえた対応を求めます。
※「外食業の事業継続のためのガイドライン」(20/11/30改正版)
https://www.jfnet.or.jp/contents/_files/safety/FSguideline_201130kai.pdf
● 参考
○ JIS Q31000:2019 (ISO 31000:2018) リスクマネジメント-指針(19/1/21)
https://kikakurui.com/q/Q31000-2019-01.html
https://webdesk.jsa.or.jp/preview/pre_jis_q_31000_000_000_2019_j_ed10_ch.pdf
○ 重症化のリスク因子(新型コロナウイルス感染症診療の手引き第4.1版(20/12/23), pp.12-14)
https://www.mhlw.go.jp/content/000712473.pdf
○ 感染リスクが高まる「5つの場面」と「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」(20/10/23)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/teigen_12_1.pdf
○ 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(20/6/26)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
○ 新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(20/5/29)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-02-200529.pdf
○「濃厚接触者の方へ」東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/tamafuchu/shingata_corona/corona_sesshoku.html
○「イベントの開催制限等について」東京都防災ホームページ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1009757/1009761.html
○ 新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=424AC0000000031
■ 初参加者枠の導入(2020/9/29(火))
現在、密集回避のため、定員規模を従来開催の約半分程度にまで縮小しております。この影響で定員が早く埋まるため、開催情報を知るチャネルが少ない初参加の方を、定員を理由に連続してお断りする事例が出てきました。
参加者のダイバーシティ確保の観点から、第101回開催分から「初参加者枠」を導入します。とはいえ、初参加者枠が埋まらなければ、キャンセル待ちの方に充当しますので、さらに定員が減るわけではありません。
影響は、リピータの方でお申込みが遅めの場合に、ご参加を約束できるタイミングが遅くなる(一旦キャンセル待ちになる)確率が上がります。また、約半分程度の定員にしているため、最終的にキャンセル待ちがOKにならないことも増えると思います。ご理解を頂けますようお願いいたします。
■ 法令に基づく要請への対応(2020/3/28(土))
当会の活動は、法的根拠のない自粛要請や自粛ムード等には影響を受けず実施しますが、法令は遵守します。
政府等によるイベント等の中止要請等については、今後もそれが法的根拠の伴わないものに留まる限り、当会の活動は基本方針に沿って開催します。しかし、それが法的根拠を伴うものとなった場合には、根拠法の要請に従います。
具体的には、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)に関連して、2020/3/26(木)に特措法第15条に基づく対策本部が設置されました。今後、政府が特措法第32条に基づく「緊急事態宣言」を行い、都道府県知事が特措法第45条に基づく「不要不急の外出の自粛要請」を行った場合(たとえ罰則規程がなく、強制力がなくとも)指定区域・日程で予定していた回の開催を中止します。
● 参考
○ 新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=424AC0000000031